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ウズベキスタンのタシュケントからサマルカンドに行きたいんだけど、鉄道で移動する場合は、どのように移動するのかな~?実際に鉄道で移動した人の話を知りたいな~!

この記事は、そんな疑問に答えます!
こんにちは。はなるそです。
今回は、ウズベキスタン首都のタシュケントからサマルカンドへの鉄道移動について紹介していきたいと思います。
ウズベキスタンのサマルカンドといえば、中央アジアの古代シルクロードの重要な拠点として栄えた街で、
サマルカンドブルーでも知られる壮麗なイスラム建築が有名で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
ここ最近では日本人観光客にも人気のある観光地で、日本からウズベキスタンへ直行便が設定されています。
そのような中、タシュケントからサマルカンドへの移動で、鉄道を利用して移動してきたので紹介していきたいと思います。
タシュケント から サマルカンド 鉄道移動 事前予約

タシュケントからサマルカンドへの鉄道移動は、ウズベキスタン鉄道HPから予約します。
乗車地(Tashkent)と下車地(Samarkand)を入力し、最適な時間の鉄道を予約していきます。
予約時は、クレジットカードも使用でき、問題なく予約できると上記のオンラインチケットがメールで送られてきます。(これは印刷する必要はないです。乗車時に係員に見せて使用します。)
高速鉄道の場合(後ほど説明)2時間半程度で移動が可能ですが、旅程の都合上3時間50分かかる寝台列車を利用して移動しました。
寝台列車の場合、4人部屋か、ワンランク上の2人部屋を選択できました。4人部屋だとかなり狭そうなので2人部屋を予約しました。
金額は2人で約630,000ソム(7663円)でした。
乗車地は、TOSHKENT JANUBIY(タシュケント南駅)で、タシュケント北駅かタシュケント南駅か列車によって違うのでご注意ください。
タシュケント から サマルカンド 鉄道移動

タシュケント南駅に到着

タシュケント南駅はこのような外観で、市内からタシュケント南駅までは、ヤンデックス(タクシー配車アプリ)で移動するのが安いです。
空港近くにある駅なので、市内からのアクセスもしやすいです。
駅の中に入るために、入口で保安検査を通過します。空港のようにかなり厳格なものではないです。

3月末のタシュケントは、気温15℃前後で駅の中は暖かく大変助かりました。
駅の構内には売店やベンチなど設置されていて、そこで列車が来るのを待ちます。
ウズベキスタン鉄道 外観

列車がきたら、出発まで時間があったので先頭まで行きます。
先頭はこのような感じで、なかなかカッコ良く、日本では見ないような顔つきの列車です。

列車はかなり長いです。
チケットを見ながら号車を確認して列車に乗り込みます。
ウズベキスタン鉄道 車内

この号車は2人部屋が集まった号車で、廊下はこのような感じです。
少し古い列車のように感じます。

2人部屋はこのような部屋になっています。
中央に小さなテーブル、その両脇にベッドが2つ備え付けられています。シーツもありますが、これは自分で敷くようです。
ベッドの下はスーツケースを置けるようになっており、大型のスーツケースでも問題なさそうです。
中央にはテレビがありますが、全く映りませんでした。充電が出来るようなコンセントもありません。

写真は2人部屋ですが、4人部屋の場合は、このベッドが2段ベッドになっているものだと思われます。
そう考えると、少し高いお金を払ってでも2人部屋で個室を取った方が良さそうです。

部屋の中央には、ウズベキスタンの紅茶とお菓子、ティッシュが置かれています。
お湯とコップは車内で無料でもらえそうで(今回はティーバッグ持ち帰りました。)、車内で紅茶を飲みながらのんびり過ごせそうです。
車内はWiFiなど無く、またiPhoneの充電を切らさないように充電対策はした方が良さそうです。
サマルカンド駅に到着

3時間50分の列車移動を終えると、サマルカンド駅に到着しました。
到着間際は、アナウンスなど無いのでしっかりGoogle Mapと時間を気にして、乗り過ごさないようにした方が良いです。


サマルカンド駅も日本には無いような建築でこのような建築美に圧倒されます。
駅の構内には、ATMの設置が無いので、キャッシングが必要な場合は気をつけてください。
ここから、ヤンデックスでサマルカンド中心のホテルに向かいます。
おまけ:サマルカンドからタシュケントへの帰り 高速鉄道

サマルカンドからタシュケントに戻る際は、高速鉄道を予約出来ました。時間は2時間20分程度です。

車内はキレイでモダンなデザインです。乗るなら間違いなくこのタイプの電車が良いです。

テーブルや足置き、ミニごみ箱まで付いています。足元も狭すぎず、ゆったりと過ごすことが出来ます。

ひじ掛け下にはコンセントも設置されているので、充電などもしっかり出来そうです。

こちらでの軽食はパンと紅茶が付いてきます。お湯を頼めば飲めますが、今回もいただきませんでした。
最後に

いかがでしょうか。
鉄道の予約から乗車まで記載しました。
中央アジア、旧ソ連の国の鉄道は、なかなか経験できない貴重な体験でした。
ぜひ、タシュケントからサマルカンドへの移動は、鉄道で移動してみてはいかがでしょうか。
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